- ポジティブでいるためにカランダーに予定を書く
- どんな小さな楽しみでも予定に書く
- やる気を出すためにもポジティブ感情は大切です
ポジティブでいるために出来ること
小さな予定を決めることから、続きをぜひ
ポジティブとネガティブ。
そりゃ毎日ポジティブでいたいですよね。
でもそれが簡単じゃないんです。
一時的にポジティブになれても、何かのきっかけで、また現実のネガティブに思考に引き戻されたりするわけです。
「ポジティブ比率を増やす方法」
そのワークを習慣にするべく考えてみました
目次
ポジティブ思考を習慣にする難しさ
本でもネットでも、「いかにポテジィブ思考になるか」という情報は溢れています。
誰が言い始めたかは知りませんが、それは関係ありません。
どのワークも素晴らしいものであり、それを継続できれば、きっとポジティブ思考が身につくことでしょう。
しかし、それが簡単ではないんです。
本を読んだ後、情報を得た後、話を聴いた後。
ある程度の期間はポジティブ思考が持続するかもしれませんが、気づいたらまたネガティブ思考に戻ってしまうこともあります。
人は様々な情報から影響を受けています。
ポジティブな情報だけを耳に入れることが出来る人もいるかもしれませんが、実際はそうはいきません。
- 親族からの無理な要求
- 上司からの強引な圧力
- 近所の人からの理不尽なお願い
もちろん、そういった声を意識的にポジティブに解釈することも可能ですが、そのためには、今の状況が重要になります。
今現在の心の状態が元気があって、前向きで、ポジティブであれば、無理矢理にでも、ポジティブに捉えることが出来るかもしれません。
ところが、今が無力感に包まれているような状況であれば、それを押し切ってまでポジティブ感情に包まれるというのは簡単ではありません。言うのは簡単ですが、ハードルは高いです。
ですので、もっと小さなこと。ポジティブ感情を持続させやすい方法を作ってみたいと思います。
未来の「ポジティブ予定」を増やすワーク
参考にしたのはこの本。
- 「幸福優位7つの法則」
- 「小さな習慣」
他にも影響を受けた本はありますが、特にこの2冊の影響は大きいです。
楽しみな時とそれを待つ時の楽しみを感じる
将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするときと同じくらいに、脳の快楽中枢が活性化する。
「幸福優位7つの法則」(引用)74
マインドフルネスを学んでいると、いかに「今ココ」に意識を向けるかが大切だと分かります。
過去の嫌な出来事でもなく、将来の不安や緊張でもなく、今ココに意識を向けるとストレスを軽減できるでしょう。
その逆も然りで、将来のワクワクに意識を向けると、今もワクワクを感じることができます。
マインドフルネスは僕にとってとても重要な意識の向け方なんですが、マインドフルネスでストレスを減らすことが出来たとしても、ポジティブ思考を継続できるかというと、それがなかなか難しかったりします、僕の場合はですが。
- 過去の後悔や嫌な出来事や将来の不安ではなく「今を意識するマインドフルネス」
- 将来のワクワクを今から感じる「ポジティブ予定」
このどちらも並行して実践することで、ストレスを低減し、ポジティブ優位に持っていけるのではないかと考えています。
ポジティブ予定の作り方
数年前、僕のカレンダーには何の予定もありませんでした。
我が家では、家族共有のカレンダーをキッチンに置いています。
こういうカレンダーに、「家族の予定」「僕の予定」「妻の予定」「子供の予定」と書いていくんですが、昔は僕の予定が1ヶ月間何もないという月も頻繁にありました。
当時はまだ地域活動も始める前。すでに在宅ワークでしたから、会社帰りに何かあるということもありませんでした。
子供達は行事がたくさんありますし、妻はその付き添いだったり、時々ではありますが、友達や自分の親族と会う予定があったりしました。
そうなると、自分で予定を作らないと、楽しみな予定なんて出来ないんです。
悲しいことに、20代の頃はブラック企業ばかりで働き、数字だけを追いかけてきたものですから、信頼できる知り合いすら出来ませんでした。
いざ、在宅ワークをするとなっても、誰かと定期的に飲みに行くといった機会も全くありませんでした。
やっぱり当時はしんどかったです。先に楽しみが全くないと、なかなかポジティブになれませんでした。
大きなイベントの予定を作ることは簡単ではありませんが、どんなに小さくてもいいので、ちょっとした楽しみでもいいので、カレンダーにポジティブな予定が入ってるだけで、それを楽しみにすることはできます。
では、どうやってポジティブ予定で埋めていくかです。
小さくてもずっと先のことでもカレンダーにポジティブ予定を書いていく
具体的にどういう内容でポジティブ予定で埋めていくかです。
ここであまりがっちり決めてしまうと続きません。
小さな習慣で学んだように、これ以上ないというくらい小さな習慣にしたいところです。
- 小さなことでもいい
- どれだけ先の予定でもいい
- 毎日書かなくてもいい
- 1日1度は思い出すこと
内容としての一例がこちらです。
- 旅行
- 女子会
- 誕生日会
- オフ会
- 飲み会
- コンサート
- 趣味の集まり
- 読書会
- お茶会
- 勉強会
- 好きな映画の公開
- 好きな音楽の発売
もっともっと小さなことでもいいです。一人ですることでも、大勢ですることでもいいです。
複数人ですることだけになると、相手の都合も入ってきますので、できれば自分一人でできる楽しみがあると尚良いですね。
大切なのは、日が決まっていること。何となく、このくらいの時期にというアバウトなものではなく、カレンダーに書き込むためには、日が決まってないといけません。
これから楽しいことが起きる予定ってそんなにないかもしれません。
僕の場合は、何ヶ月もカレンダーに書く予定がなかったわけですから、当時だったら何も書くことがなかったかもしれません。
そこは、「小さくても」「遠くても」ということを考えて、無理矢理にでもまずはポジティブな予定を考えていきましょう。
読書が好きなら「本屋に行く」でもいいでしょう。雑貨が好きなら「雑貨屋に行く」でもいいでしょうね。
ポジティブ予定をカレンダーに書いた後
ではポジティブ予定をカレンダーに書けたとして、その後どうするか?
Twitterかブログは使いたいところです。
「このページ(ツイート)を見るとポジティブな気持ちになれる」
というものを作り、最低でも毎日の朝晩、そのページを見ると元気が出る。という環境を作りましょう。
最後にモチベーション、やる気、ポジティブに関連するページを載せておきます。
ポジティブにいるためには、自分のつぶやき、口癖も重要になります。確かに、ネガティブな言葉ばかり発してたら、落ち込みやすい気がします。
僕の場合は、一人での在宅ワークですので、ルーティンを作ることで時間管理を出来るようになってきました。予定を入れる余裕は作っておかないと、ルーティンでぎちぎちの予定にしてしまうと、楽しみを入れることが出来なくなってしまいます。
やり抜く力、GRITをいかにして手に入れるか。これはポジティブ心理学でよく見かける言葉が出てきました。いずれにしても、一人の力だけではやる気を持続させるのも難しいようでしたら、人の力も借りることも必要ですね。アカウンタビリティについては、とても参考になりました。
モチベーションを保つには、人と話すことも有効だと感じています。自分が何をしようとしているか、目標は何か、そういったことを誰かに話すことで、頭の中が整理されることもあるなと感じます。