- オンラインのスピーチ会のメリット
- 小さな緊張を経験することで得れること
- 話し方教室で学んだことを練習するのもあり
Zoomスピーチ会で1対1?
話す練習、スピーチの練習、アウトプットの場のこと、続きをぜひ
人前で話す練習。
話し方教室に通うのも一つですし、コミュニケーションスクールに通うのも一つです。
どの方法が正解かは分かりませんし、人それぞれ合う合わないはあると思います。
ここからは、あくまで僕の考えです。
人前で話す練習は、「小さな緊張の積み上げが大切」だと思うようになってきました。
いわゆる「場数」です。
- スピーチが上手くなりたい
- 人前で楽しく話せるようになりたい
- 極度の緊張を和らげたい
- 堂々とプレゼン出来るようになりたい
今日は、こういう方向けの記事です。
結論としては、Zoomスピーチ会の役割は「小さな緊張を作る場所」でもあるということです。
目次
場数が圧倒的に足りない
僕があがり症だなと思うようになったのは、10代の頃です。人見知りも激しかったですし、人とのコミュニケーションはとにかく面倒でした。
その後、会社での朝礼でも声が震えるほどのあがり症になっていきましたが、まったく何も努力しなかったわけではありません。
何をしたかというと、あがり症克服のための本を読みました。
何冊も読みました。
でも改善されませんでした。
いえ、「改善できた」と思ったいたのですが、全然改善できていなかったんです。
上手く話せたかどうかも大事ですが、自己紹介や自分の言葉で何かを話すことがとにかく苦手で、嫌だったんです。
そうです「嫌」だったんです。
自己紹介なんかですが、自分の番が周ってくるまで落ち着きません。
僕より先に自己紹介している人の話は、全く聴いてません。
自分が何を話すかだけを、ひたすら頭の中で反復していました。
声が震えそうなのを抑えながら、どうにか自己紹介をした、ということも数え切れないくらいありました。
そういう苦手意識がある時期もありましたし、自信を持って自己紹介できる時期もありました。
ずっとずっと、同じ状況ではありませんでしたが、苦手意識というのは常にあったと思います。
今振り返ると、この方法があれば、少しずつでも、あがり症とか対人不安はましになっていたのではないかと思う方法があります。
それが「小さな緊張の積み重ね」です。
1週間に1度のZoomスピーチ会で小さな緊張を得る
以前「話し方の練習をするなら回数が必要」と書きました。
そして、参加人数の最適数についても、検討しました。
そこに付け加えます。
それは「1対1でも少しは緊張するので、その回数を増やす」のは大事だなと思うんです。
その緊張は「聴くよりも話す時」のほうが大きいと思います。
ですので、話す回数をとにかく増やすのもいいのではないかと思うんです。
会議室でのスピーチ会ではなく、Zoomでのスピーチ会には、その役割がありそうです。
回数を増やして、小さな緊張を積み重ねることで、苦手意識も克服出来る気がします。
1対1のZoomスピーチ会で聴くと話すを同じ数にする
先ほど紹介しましたページで参加人数のことを書きました。
参加人数が多ければ、話す回数は減ります。しかし、相手が多いほど、緊張感も増すから人前で話す練習にはなるだろうと思ったんです。
もちろん、それもあるんですが、今回考えたのは、ちょっと違う方法です。
「話す回数1に対して聞く回数1」です。
つまり1対1です。
そうすれば、話す回数はマックスです。
とはいっても、1対1でずっと話し続けるのは大変です。会話のネタもつきそうです。
ですので、ZOOMブレイクアウトルーム(セッション)を使います。
ZOOMブレイクアウトルーム(セッション)で1対1のスピーチ会を開催する
まだこの形式では開催していませんが、少しずつ始めてみようと思います。
過去の開催したZoomスピーチ会のやり方は、今後も続けます。例えば、参加が僕含め4人だった場合、1人1人が順番に話しをしていって、1人が話してる時は3人が聞く時間。
それはそれで続けますが、新しいタイプは、1対1で話す時間を増やします。
仮で名前を決めておきましょう。
【Zoomスピーチ会1対1(仮)】
目的は「小さな緊張を積み上げる」ことです。
とにかく場数です。話す回数を増やすことが目的です。
そのためには、やっぱり1対1がいいのではないかと思います。
だからといって、僕と1対1だと1回こっきりになってしまいます。
そこで、ZOOMブレイクアウトルーム(セッション)を使っていきます。
参加が僕含め4人だった場合。
部屋を2つ作っておきます。
そこに、2人ずつ入り、1対1でスピーチ会を開催。
イメージとしてはこんな感じです。
- 一旦全員同じZoomの画面に集合
- 各部屋に皆さんを振り分け
- 2~5分くらいを制限時間に設定し、1対1でのスピーチ会(片方の人が話す)
- 時間がたったら、また全員集合
- 今度は話す人を交代する
- 時間がたったら、また全員集合
- 総当りになるまでこれを続ける
仮に参加人数が4人だった場合は、3人を相手に話すことが出来ます。
時間は短いですし、画面の向こうの人ではありますが、緊張はあると思います。
3人を相手に緊張する。
これは週に1回でも参加していただくと、「小さな緊張の積み上げ」には役立つのではないでしょうか。
Zoomスピーチ会1対1(仮)の課題
それでも課題はあります。
時間の設定をどうするかですね。
各部屋に入っていただいて、2分とかだったらすぐに時間が経ってしまいます。かといって、5分とかにすると、話すことがなくなってしまうかもしれません。
いつものスピーチ会の場合は、話す時間はどんなに短くでも大丈夫です。そんな時は、他の皆さんから質問を受けていただいたりします。
ところが、1対1の場合で、時間が余った場合、もうお一人の方から質問がなければ、沈黙の時間になってしまいます。
ですでの、時間は様子を見ながらですが、最初は2分か3分程度がいいかなと思います。
あとは、スムーズに各部屋に行くことが出来るかどうかですね。
それは、やはり主催者がメインルームに残っておいたほうが良さそうです。僕はあくまで司会進行だけをすることとして、それぞれの部屋には入らないというのでいいかと思います。
試行錯誤にはなると思いますが、小さな緊張を積み上げるための場所として、続けていきます。
人前で話す練習は小さな緊張の経験を積み上げる まとめ
現時点では、Zoomスピーチ会は募集していません。
僕がズームの操作に不安があるからだったんですが、皆さんのご協力で、少しずつ慣れてきました。
時期をみて、募集させていただきたいと思います。
話す練習の場所が欲しいという方は、ぜひご参加いただけたらと思います。
また、大阪で開催しているスピーチ会もまた再開していきますので、そちらも宜しくお願いします。
Zoomスピーチ会関連ページ

Zoomスピーチ会を始めた頃に書いた記事です。
会議室とは違うメリットもあります。
このブログのテーマの一つ、目的は「人前に慣れるための場所を作る」ことです。
僕はずっと、会場でのスピーチ会に、一人でも多くの方にご参加いただけたらと思っていました。
もちろん、それは嬉しいことですし、これからの楽しみではあるのですが、回数を増やすこと、人数を少なくすることで、参加しやすい方もいるのではないかと思うと、Zoomといったオンラインコミュニケーションツールを使わない手はないなと思います。
最近話し方、スピーチで意識していることを少し書いておきます。
自己紹介のことです。
今でこそどんな場所でも自己紹介は出来ますが、以前は本当に嫌いでした。大嫌いでした。
何で誰も僕のことに興味もないような人に、自分ことを話さないといけないの?くらいに思っていました。
そうはいっても、どうしてもしないといけない時もありますし、案外多かったです、自己紹介する機会って。
だから、先に自己紹介の対策を立てておくのもいいと思いますよ。
人前で話す時に、足が震える、声が震える。あがり症にはよくある症状です。
僕はよく声が震えていました。
もし可能なら、Zoomスピーチ会の時でもそうですが、Zoomで話す時も、立って話すのもいいですよ。
僕は普段から仕事で座りっぱなしなことが多いので、Zoomで話す時は立って話す時も多いです。
そのほうが、人前で話す練習にもなるかなと思っています。
本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。