- 話し方にはコツが一応あります
- 話し方が上手くなるには練習が必要です
- 伝わる話し方はビジネスでもきっと役立ちます
伝わる話し方を身につけたいですか?
僕も身につけたいです
いろんな人と話していると、人それぞれ話し方が違うことに気づきますよね。
- 話しが長い人短い人
- 話しが面白い人面白くない人
- 結論や要点から話す人 最後に結論を話す人
話し方によって、どう伝わるかは違ってきます。
そして、話し方にしても文章にしても、コツを掴んで練習を積み重ねると、次第に上達してくるようです。日常でもビジネスでも同様です。
僕は決して話し方が上手いほうではありませんが、まずは話し方のコツを身につけ、それを意識しながら伝えるようにすることで、もっと話し方もうまくなると思っています。
今の段階で、僕が経験上や本で学んだ「話し方のコツ」をまとめていきます。
話し方といっても、大勢の前で話す「スピーチ」と、1対1や少人数で話す時の会話の中での話し方とでは、コツが違います。
今回は、会話の中での話し方のコツについてです。
ゆっくりしたスピードで話す
話し方の中で、僕が一番大事だと思うのは「穏やかさと柔らかさ」です。
例えば「話すスピード」です。
焦っている時や、緊張している時は、つい早口になってしまいがちです。
早口で話すメリットは考えられません。
ゆっくりとした口調で、穏やかに柔らかく話すほうが、安心して話しを聞いてくれます。
今までに、もの凄く早口な知り合いがいたんですが、その人と話していると、こちらも焦ります。早く何か言わなくてはいけないという焦りが生まれます。
その会話が1対1だったとしても、その横に誰かがいたら、その人はどう思うでしょうか?
やっぱりその人も影響を受けて、少し早口になるかもしれません。
それくらい、早口というのは周り与える影響が大きいものです。
話し方のコツ1つ目は「ゆっくりしたスピードで話す」ということです。
もし、自分は早口になってしまっているという自覚がなくても、一度、自分の話してる声を録音してみることをおすすめします。無意識に早口になることもありますので、チェックみるのもいいでしょう。
話しの内容にあった表情で話す
話す時は微笑みながら、明るい表情でと指摘されることもありますが、それはスピーチの時はそれでいいと思います。
スピーチの内容にもよりますが、セミナー等で話しをする時は眉間にシワを寄せるような表情ではなく、明るい表情のほういいでしょう。
ただ、会話の中でどういう表情で話すかは、やはり話しの内容次第です。
明るい話しをしてるなら、明るい表情で。少し暗めの話題なら、暗めの表情で。
特に意識しなくても、話題にあった表情に自然になるものだと思いますが、時々みかけるんです。
険しい顔で話したり聴いたりする人がいます。
話しの内容とあってない表情は、違和感があります。話すほうも話しにくいですし、聴くほうも聴きにくくなります。
話し方のコツ2つ目は「話しの内容にあった表情で話す」ということです。
相手の話が終わってから話す
当たり前のことと思われるかもしれませんが、これをしない人が本当に多いです。
といいながらも、僕も時々してしまっています。
自分が言いたいことを抑えきれずに、相手が話してる途中に遮って話し始めてしまうことです。
最後まで話を聴いてもらえてないと感じたほうは、不満が残ります。
それが何度も続くと、もう話す気も失せてきます。
ただ、相手が話し終わるタイミングというのは、判断が難しいかもしれません。
というのも、一旦、話しを終えて沈黙の時間が始まったとしても、もしかしたら、相手も続きを考えてるのかもしれません。
そこの判断は難しいですが、話しを遮って、こちらが話し始めるのは避けるべきです。
お互いが不満が残る結果となるでしょうから。
会話が続かない時もこういう聴き方が原因になっていることがあるかもしれません。相手が話す気を失くしてしまうような聴き方は避けましょう。
話し方のコツ3つ目は「相手の話が終わってから話す」ということです。
難しい言葉は出来るだけ基本使わない
これも、時々自分がしてることに気づきます。
難しい言葉とは「専門用語」だったり「普段使わないような難しい言葉」です。
例えば、IT業界で使われている用語だったり、経済や経営の分野で使われているような言葉ですね。
最近なら「マネタイズ」とか「ブラッシュアップ」とか「レバレッジ」とかいった横文字もそうですし、日本語でも難しい単語を使いたがる人がいますよね。
そういう難しい言葉や専門用語を使うのがダメということではありません。
相手にあわせた言葉を使いましょうということです。
会社の会議で専門用語を使うのはいいですよね。だって皆ある程度知ってるんだから。
それを、全然関係ない業界にいる友達の前で、突然「マネタイズ」がどうこう言い出したら、「何それ?」とかってなるんです。
言ってるほうは気持ち良いかもしれませんが、聞かされてる方は、ちんぷんかんぷんで、全然話しが入ってこないかもしれません。
その難しい言葉を知っている相手でも、いかに簡単な言葉や表現で説明できるかを考えてみるのもいいと思います。
中学生でも分かるくらいの表現が出来れば、だいたいの人に伝わるのではないでしょうか。
難しい話を簡単な言葉で説明する。
今求められているのは、こういうスキルでしょうね。
話し方のコツ4つ目は「難しい言葉は出来るだけ使わない」ということです。
伝わる話し方は受け売りより自分の言葉で話す
この人の話しは心に響くなと感じる時は、その人の想いが伝わった時です。
では、どうすれば、自分の言葉が相手に届くか?
それは自分の気持ちを伝えようとした時だと思います。
僕の話がつまらない理由、というのを書きました。まさにこれです。
上手く話そうということば目的になっていると、伝わらないというのが結論です。
伝わる話し方のコツ5つ目、それが「伝える目的を、上手く伝えることに置かない」ということです。
何を伝えたいのか?それを伝えることでどう変わって欲しいのか?どう感じて欲しいのか?
考えるのはそっちのほうが大事だってことです。
伝わる話し方のコツ5選 まとめ
ここで挙げた「伝わる話し方」というのは、あくまで僕が経験してき中で思ったことです。
他にももっとたくさんの方法があると思いますが、今後、5選から、少しずつ増やしていきます。
この方法が誰にとってもベストだということではありません。いえ、そんなはずありません。
なぜなら、その人の性格、キャラクターがありますから、その人にあった「伝わる話し方」を見つけていけばいいんだと思います。

話す力、伝える力は、コミュニーションにおいて、とても大切です。聴く力ももちろん大切ですが、話す、伝える、質問する言葉で、会話が広がったり、問題を解決に導けることもあります。
僕が開催している「話す練習の会」ももしよければぜひ。



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